段位認定試験「かけ算」の問題例
段位「かけ算」の問題です。
被乗数(かけられる数)と
乗数(かける数)合わせて11桁の問題となります。
これが60問で制限時間10分です。
1問5点で全問正解すると300点、
290点取れば十段です。
60問の問題のうち、
No.1~30までは、
小数第4位以下を四捨五入し、
小数第3位までの答えを書きます。
No.31~60までは、
小数第1位以下を四捨五入し、
整数で答えを書きます。
ちなみに、小数点は、
準3級から『かけ算』の問題に出てきます。
段位認定試験「かけ算」の計算について
『かけ算』とはいえ、
十段まで取得するような人は、
すべて暗算で計算してしまいます。
答えが11桁にもなる計算を頭で
やってしまうんだから凄いですよねー。
ちなみに
私も暗算で計算しようとやってみましたが、
どうもうまくいかなかったので、
最後まで『そろばん』を使っていました。
段位で『そろばん』を使っていると、
暗算に比べてどうしても、
1問に対する時間がかかってしまうんです。
段位の『かけ算』や『わり算』が
暗算でできるようになれば、
十段取得までいけるのではないでしょうか。
段位認定試験「かけ算」の計算方法
私自身、
かけ算では『そろばん』を使っていたので、
それを前提に私の解き方を紹介します。
経験者向けなので、
分からなかったらごめんなさいね。
私は「かけ算」に関しては、
被乗数の“おしり”から計算していました。
“おしり”からというのは、
被乗数の「一の位」からという意味です。
計算方法は人によっていくつかあると思いますが、
通常は被乗数の“あたま”から計算するか
“おしり”から計算するかのどちらかです。
私の場合『そろばん』で計算する時は、
“おしり”から計算していたんですが、
暗算では、なぜか“あたま”から計算するんです。
もう無意識にそうなってしまうんですよね。
そろばん塾の先生から
「あんた器用だね」
って言われたのを思い出します(笑)
段位認定試験「かけ算」を早く解くためにしたこと
答えが整数の問題から解く
これは基本中の基本です。
答えが整数になる
No.31~60をまず先に解くということです。
答えに小数点が含まれないので、
小数点を気にしないで計算でき、
より多くの問題が解けます。
答えの桁が短くなる問題は最後まで計算しない
問題を見れば、
答えの桁が何桁になるか分かります。
それぞれの問題の答えは、
No.31⇒10桁、No.32⇒11桁、
No.33⇒9桁、No.34⇒5桁、No.35⇒11桁
となるのが分かります。
これはとても簡単なことで、
被乗数と乗数の整数分の桁を足しただけです。
ただし、No.31のように、
答えの先頭の数字が繰り上がらない場合は、
答えは1桁少なくなります。
また、No.34のように、
「0.0…」という数字がある場合も、
答えが1桁少なくなります。
このように、答えの桁が分かるので、
No.34のように“整数かつ5桁しかない”場合は、
答えの5桁さえ分かれば、
最後まで計算する必要がないんです。
いらない計算は時間ロスなので省いてしまいましょう。
No.1~30までは、答えの桁が少ない問題を選ぶ
60問すべて解けるなら
こんなことはしなくていいのですが、そうでないなら、
出来るだけ多く問題を解いて点数稼ぎをするべきです。
なので、No.31~60まで解き終わって、
No.1~30の問題に取りかかるのであれば、
残りどのくらいまで解けるかによって、
解く問題を選ぶんです。
例えば
被乗数・乗数に“0.0…”や“0.…”を含んでいる問題など、
答えが出来るだけ短くなる問題を選びましょう。
特にNo.1~30までは、
小数第3位まで答えを出さなければならないので、
答えの桁が大きくなると計算を省けないので
時間ロスになってしまうんですね。
両手で計算する
右手だけで珠を弾いていたのでは時間がかかるので、
どうせなら余っている左手も使いましょう。
私の場合、
“繰り上がり”の珠を入れる
という動作だけ左手が担当していました。
やっているうちに、繰り上がりだけでなく、
繰り上がり以外の珠も少しは動かしていましたが、
8~9割は右手で珠を入れていたので、
あくまでも“補助”という感じでしたね。
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