『そろばん』段位~見取り算~

そろばんを学ぶ

段位認定試験「見取り算」の問題例

段位「見取り算」の問題です。

 

10桁の数字が10列です。
答えは11桁になります。

 

これが30問制限時間10分です。

30問の中には、
引き算含む問題が12問あります。

さらに答えがマイナスになる問題もあります。

 

1問10点で全問正解すると300点、
290点取れば十段です。

 

段位認定試験「見取り算」の計算について

まず、
これはあくまでも“珠算科目”であって、
“暗算科目”ではありません。

 

しかし!

『そろばん』を使っていると、
どうしても計算に時間がかかってしまいます。

 

そのため「見取り算」は暗算で計算します!
珠算科目といえど『そろばん』使わなくてもいいんです。

 

段位認定試験「見取り算」の計算方法

ここでは、
私がやっていた計算の仕方をご紹介します。

 

見取り算は、暗算で計算するんですが、
10桁の数字をまとめて足すことはできなかったので、

私の場合は、
3桁ずつ小分けにして足していました。

 

コンマで分けるということですね。

3桁ずつ数字を上から見下ろして答えを書きます。
そして、また隣の3桁を計算して答えを書く。

それを4回繰り返して1問の答えができあがります。

 

この問題を制限時間10分で30問解くには、
かなりのスピードが要求されます。

私が現役時代でも、
30問を時間内に計算し終えることはできなかったです。

それでも全国大会に行くと、
満点とかとる人がゴロゴロいるんですよ。

 

人によっては、
6桁まとめて計算する人もいると思いますし、
それとは逆に2桁ずつ計算する人もいました。

 

まとめて計算できれば早いかもしれないですが、
間違えるリスクは高くなるんですよ。

はやく計算できても、
間違えたら意味ないんで、
私は3桁がちょうどよかったですね。

 

段位認定試験「見取り算」を早く解くためにしたこと

普通に計算して、
制限時間に間に合うようならいいのですが、
そうでなければ、

 

“いかに早く計算できるか”

 

を常に考えるわけです。

より多く問題を解くために工夫をするんです。

 

足し算のみの問題から解く

問題に引き算が含まれると、
足し算のみの問題に比べて、
やはり若干時間がかかります。

 

1問に対して、1秒しか違わなかったとしても、
積もり積もれば数十秒違ったりします。

そして数十秒違ったら、
1問解けてしまう場合もあるんです。

 

まず、足し算の問題を問いてから、
引き算を含む問題を解くようにしていました。

 

答えだけ6桁まとめて書く

暗算で3桁ずつ計算するんですが、
3桁ずつ答えを書いていると、
1問に対して計4回答えを記入するということになります。

 

答えを記入する回数を
“4回→2回”に減らせば時間短縮になるかな?

と思ってやっていた時期もありました。

 

つまり、

3桁の答えを出した状態で、答えを覚えておき、
6桁分の答えがでた段階で答案用紙に記入する

ということです。

 

これは答えを忘れたら意味ないですよね(笑)

なので、試してはみたものの、
“計算しているうちに最初の答えを忘れる”
というリスクを避けて、

いつの間にか、しなくなりました。

 

答えを書きながら次の計算をする

3桁分の計算が終わったら、
答案用紙に答えを記入しますね。

その時に答えを書きながら、
次の3桁を計算しはじめるんです。

 

これは自然とみんなやっていると思いますが、
そのくらい時間が惜しいんです!

 

数字を小さく書く

まぁこれは基本なんすが、
数字を大きく書くより、
小さく書いた方が時間短縮になります。

 

小さすぎて、採点できないと本末転倒なので、
読める範囲で小さく書くんですよ!(笑)

 

そんな感じでしょうかね。

なかなかミスしないで、
はやく計算するのは難しいです。

 

より早く計算するために常に

“どうやったらより早く計算できるのか”

を考えて色々と試してみるといいでしょう。

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