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「かけ算」の問題例
被乗数(かけられる数)と乗数(かける数)合わせて3桁の問題となります。
このような問題が20問あります。
1問5点で100点満点となります。
「かけ算」をするのに必要な“かけ算九九”
かけ算をするには、“かけ算九九”が必須ですね。
早いうちから、そろばんを始めれば、小学校入学前にかけ算九九を覚えちゃう事も可能です!
もちろん、覚える努力をしなければなりませんし、覚えきれないうちは、かけ算九九の表なんかを見ながら計算をしなければならないかもしれません。
しかし、それでも、何度もそろばんでかけ算の問題を解いていれば、そのうちかけ算九九が頭に入ってきますし、そろばんをしていない子達よりも覚えるのが早いはずです。
事実私も、保育園のうちにかけ算九九は完璧に覚えていましたよ。
たまにテレビ番組で、かけ算九九を言えなくて笑われたりしているタレントを見ますが、そろばんをやっている人からしたら、かけ算九九が言えないなんて“あり得ない”ことですよ。
まぁ、テレビ的にわざとそうしているのかもしれませんが…(笑)
小学校では2年生でかけ算九九を学習するようですが、早いうちからそろばん始めることで、かけ算九九を早くマスターして、まわりと差をつけちゃいましょうね!
「かけ算」の問題を解いてみよう!
それでは問題です。
検定試験では図のような形式で問題が出題されます。
問題の横にある空欄に答えを書きましょう。
さて実際に解いてみます。
問題を見ると、
かけられる数が「83」
かける数が「4」
となっていますね。
かけ算には、いくつか解き方がありますが、今回は基本的な解き方を説明します。
ではいきます!
問題とそろばんを見比べながら、一緒に見ていってくださいね。
ステップ①
まず、かけられる数の「83」をそろばんに入れます。
そろばんに入れる時は、“数字の1の位”と“そろばんの点”が重なるようにしてくださいね。
そして、かける数の「4」を、そろばんの左側の少し遠いところに入れておきます。
画像では、アングルの都合上、「4」と「83」の位置を近くしていますが、実際はもう少し離した方がいいかもしれません。
かけ算をする時は、いちいち問題を見ずに、そろばんだけを見て計算するようにしましょう。
ステップ②
次に指を置いて、“答えの位置”を決めます。
かけ算の場合は、右に動きます。
かける数のケタ数が1ケタなので、2つ動きますね。
「指の置き方」についてはコチラをご覧下さい。
かけ算とわり算の指の置き方について
指を動かした後の位置が、答えの“1の位”になります。
ステップ③
それでは、計算していきましょう。
上の画像から、【① 3×4】⇒【② 8×4】の順番にかけていきます。
最初は「3×4=12」なので、最初に入れた「83」のすぐ横に「12」と入れます。
そうすると、「12」の「2」の位置と、指を置いた位置がピッタリ一致しませんか?
ここが、“答えの1の位”になるということなんです。
ステップ④
そろばんから「3」を消してしまいましょう。
ステップ⑤
次に、「8×4=32」をします。
今そろばんに残っている、かけられる数のすぐ横、つまり「8」のすぐ右隣に「32」を入れます。
かけ算九九の答えが2ケタになる時は、列を空けずに、すぐ右隣に入れるようにしてください。
ここで注意点ですが、仮に、かけ算九九の答えが1ケタになる場合(例えば、1×2=2など)は、すぐ右隣ではなく、1列空けて入れるようにしてください。
ステップ⑥
「32」を入れたら、最後にかけられる数の「8」を消します。
これで完成です。
答えは「332」となりました。
念のため、指の位置を見てみると、“答えの1の位”の「2」に指が置いてあるはずです。
どうですか?できそうですか?
基本的な計算の仕方が分かったら、同じような問題で確認してみましょう!
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