「見取り算」の問題例
9・10級「見取り算」の問題です。
2桁の数字が5列です。
答えは3桁になります。
このような問題が10問あります。
1問10点で100点満点となります。
10問の問題の中には、
引き算を含む問題が4問程度出題されます。
「見取り算」からはじめよう
今日は10級の「見取り算」の
計算の仕方をご紹介します。
なぜ「見取り算」からなのか?
というと、見取り算は、
“足し引き”をしているだけの科目
だからなんです。
単純な計算科目なんです。
日珠連の検定試験は10級からありますが、
見取り算は、すべての級・段位に共通した科目です。
最初は制限時間は気にしないで、
解けるかどうかやってみましょう!
時間を計るのは、
基本的な珠の入れ方が分かってきて、
解けるようになってきたらで構いませんからね。
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「見取り算」の問題を解いてみよう!
前回までのブログで、
『そろばん』の基礎をやりましたね。
基礎を理解したら、次は実践練習です!
さぁ、
この問題を計算してみましょう。
基礎でやった内容から、
いきなり難易度が上がっていますね。
いきなり2桁かよ!
と思うかもしれません(笑)
しかし、
検定試験を受けるのはこのレベルからなんです。
はじめたばかりの人は、
一桁の問題が載っている問題集もありますので、
そういった教材を使って練習するのもいいでしょう。
ステップ①
さて、
ひとつずつ見ていきましょうか。
まず“78”を入れます。
これは簡単ですね。
そのまんまです。
ステップ②
次に“69”を入れます。
まず、
十の位に“6”を入れたいですが、
“5の珠”が入っているので、
百の位に繰り上がることが分かります。
十の位の“1の珠”は、
何もない状態の“6”を入れる動きと同じ
でしたよね。
なので“1の珠”は1つ上がります。
「十の位」の5を戻す
「十の位」を1上げる
「百の位」を1上げる
という流れです。
指の動きもその入れ方が一番早いはずです。
次に、
一の位に“9”を入れます。
すでに“8”入っているので、繰り上がります。
“9を足したかったら1下げる”
という法則がありましたね。
なので、
「一の位」を1下げる
「十の位」を1上げる
の流れです。
それで“147”になりました。
ステップ③
“30”を入れます。
これも簡単ですね。
十の位に“4”が入っていますが、
“5の珠”があいています。
この場合は、
“5の珠”を入れてから、
“3を足したかったら2を下げる”法則
に従って、
十の位の“1の珠”を2つ下げます。
「十の位」の5を入れる
「十の位」を2下げる
という流れ。“177”になりましたね。
ステップ④
“52”を入れます。
十の位には、
“5の珠”が入っているので繰り上がります。
しかし、
何もない状態で“5”を入れる場合
“1の珠”は動きませんね。
したがって、
「十の位」の5を戻す
「百の位」を1上げる
という流れでOKです。
次に、一の位に“2”を入れますが、
今、一の位には“7”が入っているので、
ちょうど2が入りますね。
「一の位」を2上げる
これだけで大丈夫です。
“229”になりました。
ステップ⑤
“14”を入れます。
十の位には、
“1の珠”が2つしか入ってないので、
単純に1入れるだけです。
「十の位」を1上げる
だけですね。
一の位に“4”を入れたいですが、
すでに“9”入っているので入りません。
なので繰り上がることが分かりますね。
“4を足したかったら1下げる”法則に従いましょう。
指の動かし方は、
「一の位」を1下げる
「一の位」の5を戻す
「十の位」を1上げる
とやった方がスムーズです。
これで、“243”の答えがでましたね。
最初はゆっくりでOK!
どうでしたか?
説明すると結構長くなってしまいますが、
珠の動きが分かれば簡単に解けるようになりますよ。
最初はゆっくりで構わないので、
順を追って珠の動きを確認してみてくださいね。
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