「そろばん」ができると何がいいの?メリットは?

そろばんを知る

集中力が身につく!

そろばんを習うことによって、
得られるメリットの代表例のようなものです。

そろばん塾の雰囲気等にもよりますが、
そろばんをする環境が、
集中力を高めるのに適しているんです。

つまり、集中力が高まるような要因が、
いろいろと揃っているということなんですね。

 

そろばんは“秒単位”の競技

そろばんには、
かけ算・わり算・見取り算の3科目があり、
それぞれの科目に制限時間が設けられいます。

そろばんの珠の動かし方が分からないうちは、
時間を計らないで練習することが多いですが、
検定試験や各種大会に出るようになると、
制限時間内に問題を解かなくてはなりません。

 

秒単位で問題が解ききれなかったり、
その数秒が合否に影響するような世界です。

制限時間のその短い時間の中で、
問題を終わらせなければならないので、
それは必死になって計算するんです。

もちろん時間内に終わっても、
間違えていたら意味がないので、
“早く正確に”計算する必要があります。

 

この時の集中力はすごいです!

私も長年そろばんをしてきましたが、
集中している時は周りの音が気にならないし、
問題とそろばんしか見えていません。

それくらい集中しているんです。

これを続けていれば、
集中力はいやでも自然についていきます。

 

計算中は緊張感漂う教室内

そろばん塾によって多少違いはありますが、
多くのそろばん塾は複数人が一斉に、
時間をはかって計算をはじめます。

そのため、そろばんをしている最中は、
教室内はそろばんの“パチパチ”の音だけです。

 

そろばん塾に入ってみると分かりますが、
生徒が時間をはかって計算している最中に、
まわりが騒がしいなんて事はまずありません。

計算中に話すなど、
もってのほか!言語道断です!

 

遅れてそろばん塾に来たときなんかは、
音を立てないようにとても気を遣いました。

保護者と話す先生ですら小声になります。

このような環境も集中力を高めるのに、
適しているということなんですね。

 

ちなみに、最近では完全個別指導で、
一斉に時間をはからない塾も増えています。

そのような塾では、
生徒が来る時間もバラバラなので、
昔ながらのそろばん塾とはまた違うようです。

塾の雰囲気を知ることで、
塾の指導方針力の入れ具合が分かるので、
入る前に見学に行くことをオススメします。

 

数字に強くなる!

苦手意識が消える

そろばんを長年していた経験から、
事あるごとにふと思うことがあります。

それは、
数字をず~っと見ていても何も感じない
ということです。

これは、つまりどういうことかというと、
“数字に慣れる”ということなんです。

 

世の中には数字を見るだけで、
吐き気がする人もいるのでしょうか?

まぁ、
さすがに吐きそうになるほどだと、
苦手レベルではなく何か他に要因が
ありそうですが…(笑)

 

たとえ、そこまでいかなくても、

「数字なんて無理無理!」
「数字に関わる仕事なんて絶対にイヤだ!」

なんて思っている人は、
結構いるのではないでしょうか。

 

大人になり、
苦手意識を持ってしまってからでは、
それを変えていくのはなかなか大変ですが、
子供に苦手意識を持たせないことは可能です。

そろばんを通じて、
幼い頃から数字に親しむことによって、
数字に対して耐性がつくようになるんです。

 

人生に数字はつきもの

“数字に強くなる”というのは、
大したことがないようでかなり重要です。

なぜか?

 

それは…

人生において“数字”が、
いたるところに存在しているから

なんです。

 

小学校の算数からすでに“数字”を使いますね。
いや幼稚園・保育園からかもしれません。

中学校・高校に進学すれば、
例外なく数学で“数字”を使います。

数学でなくても、
化学や物理などの理系科目では、
“数字”は必要不可欠ですよね。

 

そして“数字”が出てくるのは、
大人になって社会に出てからだって同じです。

特に、
個人事業を始めて、自分で経営する人は、
数字が嫌いなんて言っていられませんね。

 

幼少の頃から、
数字に苦手意識を持ってしまうと、
その先の人生において、
いろんな事が制約されてしまいます。

“数字に強くなる”ことは、
その後の人生の“可能性”を広げるため
にとても重要
なことなんです。

 

そろばんの練習をしていれば、
自然と数字に慣れてきます。

自然と数字に強くなっていくんですね。

 

暗算ができるようになる!

もはやこれは“特殊能力”

そろばんをある程度やってきた人には、
これは「おまけ」のようなものです。

 

ただ、
この暗算ができるようになれば、
それはもう特殊能力を持ったも同然です(笑)

 

おそらく、
そろばんをやったことがない人にとっては、
不思議で仕方ないのではないでしょうか。

どうやって計算しているのだろうか?

…と。

 

私の頭の中のそろばん

どこかの映画のタイトルのような
見出しですね…(笑)

 

この「暗算」ですが、
どうやって計算しているか分かりますか?

これ実は…
頭の中に“そろばん”があるんです!

 

聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

頭の中に「そろばん」があって、
頭の中で「そろばん」の珠を
パチパチはじいているんですよ。

 

ただし、
頭の中の「そろばん」の長さは人それぞれ!

練習すればどんどん伸びますけど、
練習しなければどんどん短くなっていきます。

 

日本一とか世界一にもなると、
その長さは“億”や“兆”の位にまで達します。

めちゃくちゃ長いそろばんが、
頭の中にあるということですね!

 

暗算できると計算が一気に楽になる

暗算ができるようになると、
足し算や引き算だけでなく、
かけ算やわり算もできるようになります。

脳の中での計算方法が、
普通の人とは全然違ってくるのです。

なので、そろばんを使わないで、
暗算する方法を私は知りません。

 

小学生のうちに、
この暗算ができるようになれば、
学校の算数の問題なんて楽勝です。

暗算で答えが分かることが多いです。
小学校の時の算数のテストは、
簡単でいつも時間が余るくらいでしたよ。

 

そろばんはメリットばかり!

これまで、
そろばんをするメリットをお話ししました。

おそらく他にも色々あると思いますが、
今私が思いつくのは、大きく上記の3点です。

 

どうですかね?
なんとなく興味がわいてきましたか?

すこしでも、
「へぇー!」と思ってもらえたら万々歳です。

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